代表取締役社長 金杉 公義
設立 | 2005年11月 |
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事業内容 |
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会社HP | http://chintai-takeoffice.jp/ |
経営者一族に生まれ育って
実家が会社を経営しており、親戚も経営者が多く、まさに経営者一族に生まれ育ちました。
その影響もあり、幼い頃から自分も将来起業したいと漠然と考えていました。
もともと不動産事業に興味を持ったのは、市場規模が非常に大きいから。
その中でも仲介業を選んだのは、
就職活動中はちょうどバブル崩壊後で、ビルを所有している人たちが次々に手を引いていく中、
仲介業においてはさほど大きな打撃を受けずに経営ができている企業が多かったからです。
また、仲介業者が世間からあまりよくないイメージを持たれている傾向にあり、
逆に健全に取り組むことができれば、大きなビジネスに繋がるとも考えていました。
常に「オリジナル」な企業であること
当社のビジネスモデルで、最も特徴的なのが、仲介手数料ゼロというところです。
他社と差別化を図っていくことを考え、今年の5月からスタートさせました。
やはり顧客にとってよりよいサービスを提供していきたいですし、他社にはできないサービスを考えていきたいです。
今後も既存サービスに付加価値をつけたり、よりリーズナブルに提供できないか検討したりと、
改善する余地は大いにあります。
今後も、常に「オリジナル」な企業であることを重視していく方針です。
新しいしくみを生み出すことはなかなか難しいですが、
既存のしくみを組み合わせて新しいものを考案したり、価格の面で工夫したりと、
他社とは違うサービスを提供する、ということを常に考えていきたいです。
現段階でいくつかアイデアもありますが、
それ以外にも仕事を進める中で新たな改善ができるような組織にしていきたいと思います。
豊かな人生が送れる会社を目指して
わたしは、当社に入社した社員たちを終身雇用できる会社づくりを目指しています。
当社に入社した以上、年収の面、やりがいの面、社員同士の絆の面など、
物質的にも精神的にも満たされた状態を築いていくのがわたしの責任だと感じています。
社員たちが豊かな人生が送れる会社を目指し、様々なことに取り組んでいきます。
例えば、社員同士の絆を深めるという面で言えば、
社員ひとりひとりの強みと弱みを理解し、弱みを指摘しすぎない、
強みはおおいにほめたたえるといったところに気をつけています。
強みと弱みも日々変化しているので、その変化にも気付けるように日々注意しています。
ベンチャー企業ですので、
大手が参入しにくいニッチな市場に対し、利益モデルを作りだし、収益に繋げていかなければなりません。
そのため社員が利益モデルをゼロから考え、作りだしていけるような環境の整備にも今後さらに注力していきたいです。
ベンチャー企業に入社したいと考える学生へ
当社が求める人物像として、「いい人生を送りたい人」が挙げられます。
物質的にも、精神的にも豊かな人生を送るため、日々努力できる人がいいと思います。
生きていると、どこかで自分の妥協点を決めてしまいがちですが、
当社の社員たちには、今よりさらによくなりたいと、上を目指し続けられる人であってほしいです。
面接を行う際にも、ひとつの難題に直面したときの解決方法や、
目指すものに対する粘り強さなどをひとつの指標として見ています。
ベンチャー企業に入社したいと考える学生へは、何をリスクととらえるか、よく考えてほしいと思います。
大企業では新入社員をサポートする体制は整っているという良い点もありますが、
ベンチャー企業では自ら課題を解決をする能力が求められ、個人のビジネススキルも高くなります。
大企業にいるから安泰という時代はもう終わり、今後はより個人の能力が重視されていきます。
そうした背景を考えると、ベンチャー企業は個人の能力を高めていく上ではよい経験ができる場だと思います。
当社も新卒採用を行っていますが、新入社員は社会人生活を当社でスタートすること
になりますので、会社にとっても、社員にとってもよかったと思えるようにしたいです。
学生へのメッセージ
今までの日本企業は、いかに先代の取り組みを後世へ継承できるか、というところを重視されてきましたが、
今後は、過去の流れをくみ取りながらも、新しいかたちを作っていくことが求められます。
そのため、歴史を踏まえたうえで自分オリジナルの考えを持ってどう動いていくかということが大切です。
上司や先輩から言われたことをそのまま実行できる学生もいいですが、
わたしは既存のやり方に疑問を持ち、よりよいやり方を考え、実行できる学生が必要になってくると思います。
言われたことを100%やり遂げるより、言われたことに疑問を持ち、別のやり方で結果を出す方が何倍も難しいのです。
自分の人生を自分で切り拓いていける人は少ないですので、
自分の考えに自信を持ち、確実に実行できる人は企業でも重宝されるでしょう。
そして、学生のうちは、自分が心から楽しいと思えるものを見つけ、それに全力で取り組んでください。
自分が楽しいと思えることをやり続けるには、
周囲の環境を整えていかなければなりませんので、説得する力、スケジューリングなど、色々な力が身に付きます。
誰かから命令されたことより、自分が楽しいと思うことを準備する過程は、勉強になることが非常に多いです。
人生は一度きりですので、「今日死んでも惜しくない」と思えるくらいの気持ちで、いつも全力投球でいきましょう。